トレーニング内容

【コミュ力向上トレーニング】Abstract Trainingの紹介【抽象像を理解する能力養成】

実際の会話では、お互いが何を話すのか予想できる時ばかりではありません。昨日の出来事を話すこともあるし、子供の頃のことを話すこともあるかもしれません。

このような状況で、質問を交えながら相手の話を理解する力を養うトレーニングが【Abstract Training】です。

Abstract Trainingとは

様々な戦略で、抽象的なイメージを理解する能力を養うトレーニングです。

授業の概要

トレーナーが写真を説明し、あなたは説明のあった通りに写真を再現していく、また、役割を変えてあなたが写真を説明し、トレーナーになるべく正確に写真を再現させるトレーニングです。

授業の目的

このトレーニングはリスニングとスピーキングにも有効ですが、大事なのはそこだけではありません。「様々な戦略を駆使し、お互いのイメージしている抽象的なものを理解していく」ことが、このトレーニングの本質です。

授業における戦略(1)

まずあなたが絵を描く時の戦略からお話しします。

例えばトレーナーが、最初に詳細を伝えてきたとします。しかし、詳細を知るよりも、まずどこで取られた写真なのか、何をしている時の写真なのかを理解した方が全体像がわかって絵を描きやすいですね。

また「人が3人います」という説明があったら、男性が何名で女性が何名かなどをこのタイミングで聞いておくと描きやすいでしょう。

このように、トレーナーに質問をたくさんして、自分の描きやすいようにタスクを進めていきましょう。

リアルな英会話の状況では、相手がどんな話をするのか、必ずしもイメージできる状況ばかりではありません。

突然子供時代の話をすることもありますし、友達と飲みに言った時の様子を詳しく説明するかもしれません。このような状況で、質問を交えながら相手の話を理解する力を養う。この力の獲得を目指していきます。

授業における戦略(2)

続いて、あなたが写真を説明する時の戦略をお話しします。

あなたは写真に写っているモノの単語を知らないかも知れません。その時は、そのモノがあなたの知っている言葉で表現できないかを考えてみましょう。

例えば教室にホッチキスがある写真の場合。

あなたはホッチキス(stapler)という単語がわかりませんが、知っている単語でホッチキスを説明できないかを考える練習になります。

Stationery to bind some pieces of paper(数枚の紙をまとめるもの)と伝えたり、あるいはハンドジェスチャーで紙を束ねる様子を再現し、トレーナーから「oh, are you talking about stapler?」という答えを引き出したりして、理解を深めていきます。

このトレーニングはスピーキングの能力や、モノの配置関係を表現する力も同時に求められるため、自信がない場合、まずは講師からの説明を元に絵を描く練習を多めにリクエストしても良いでしょう。

以下、このトレーニング時に心がけるポイントを具体的に説明していきます。

授業で大切なポイント

(1)自分の知っている言葉で説明する(確認する)

知らない単語を説明しなければいけない時も、焦らずに別の言い方で表現できないかを考えてみましょう。

これがスムーズにできるようになってくると、コミュニケーションはとても楽になります。またトレーナーの言った単語が理解できなければ、自分の言葉で言い直してみることも大切です。

言い換えのポイント

01・特徴を説明する

高層ビル(sky scraper) – a very tall buildingなど

キリン(giraffe ) – a long neck animalなど

02・機能を説明する

爪切り(nail clipper) – This one is for cutting nailsなど

冷蔵庫(refrigerator) -Something to keep foods and drinks cold.など

03・状況を説明する

コンセント(outlet) – When I charge my phone, I use this. など 

その他、自分の持っている語彙、表現で何とか相手に伝えられないかを色々と考えて練習していきましょう。これにより、自分の英語力の中で表現できる幅を拡大することが目的です。

(2)写真の全体像から説明する(全体像を質問する)

全体像から細部へと理解を移していくようにしましょう。

例えば、急に「それはとても便利で、それがなかった時の生活は考えられないよ!」と言われても何の話をしているのかわかりません。その前に「最近部屋に乾燥機を買ったんだけどね」と付け加えるだけで、一気に話を理解することができます。

このように伝わりやすいコミュニケーションを生み出すため、まず全体像を伝え、徐々に詳細を加えていくようにしましょう。

(3)物事の詳細を質問する

例えば講師が建物の絵を説明した時、それは何階建の建物ですか?窓は付いていますか?のように、なるべく絵を描きやすくするためにたくさん質問をしてみましょう。

また自分で伝える時は、上記の全体から詳細の流れを守りつつ、講師が書いている途中でも詳細情報を伝えていきましょう。

質問を挟みながら理解を深めていく、とても良い練習になります。

(4)簡単な語彙・表現で言い換えを頼む

分からない単語があれば、別の言葉や表現で言い換えをお願いしてみましょう。

(5)単語の意味を聞いてみる

言い換えでもよく分からなかった場合、単語の意味そのものの説明をお願いしましょう。

例:What does “知らない単語” mean?

一枚の写真を描き終わったら、簡単なレビューを行いましょう。

一度言えなかった単語や表現の方が、記憶にも定着しますので、インプットを深めるためにも一度復習することが有効です。

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Yumi
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Four Word English Studio&TARGET Global English Academyのゼネラルマネージャー・カリキュラム開発者・講師トレーニング担当。ガテン系→フィリピン留学→海外就職→TOEIC955取得→TOEIC講師→Four Word立ち上げ→現在。と、かなり変わった経歴ですが、英語学習は戦略的に行うべきという信念に基づき、言語学的・心理学的なアプローチを日々模索しつつカリキュラム作成・講師トレーニングに取り組んでいます。